古くから親しまれる和漢胃腸薬 | 1300年の歴史を持つ「陀羅尼助丸」とは

「食べ過ぎて胃が重い」「最近、胃腸の調子がすっきりしない」「食生活の乱れが気になる」
そんな胃腸の不調を感じることはありませんか?
食事は毎日の楽しみですが、食べ過ぎや飲み過ぎ、不規則な生活などによって、胃腸に負担がかかることもあります。
今回は、奈良県で古くから親しまれてきた和漢胃腸薬、「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」をご紹介します。
陀羅尼助丸とは?奈良で受け継がれてきた伝統の胃腸薬
陀羅尼助丸は、約1300年の歴史を持つとされる伝統薬「陀羅尼助」をルーツとする、植物由来の生薬を配合した胃腸薬です。
その起源は飛鳥時代にまでさかのぼると伝えられ、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)にまつわる伝承が残されています。
もともとは板状の薬でしたが、時代とともに服用しやすい丸薬へと姿を変え、現在も家庭の常備薬として親しまれています。
奈良県吉野郡天川村洞川に店を構える「銭谷小角堂(ぜにたにしょうかくどう)」では、こうした伝統を受け継ぎながら陀羅尼助丸を製造・販売しています。
陀羅尼助丸に配合されている3つの生薬
銭谷小角堂の陀羅尼助丸には、次の3種類の生薬が配合されています。
① オウバク
ミカン科のキハダの樹皮から得られる生薬です。
古くから胃腸の不調に用いられてきた生薬の一つで、苦味が特徴です。
② ガジュツ
ショウガ科の植物の根茎を乾燥させた生薬です。
伝統的に、消化不良や胃のもたれなど、胃腸の働きが気になるときに用いられてきました。
③ ゲンノショウコ
フウロソウ科の植物を原料とする生薬です。
日本では古くから整腸を目的として利用されてきました。
陀羅尼助丸は、こうした生薬を組み合わせた第3類医薬品の和漢胃腸薬です。
陀羅尼助丸はどんな症状に使われる?
銭谷小角堂の陀羅尼助丸には、以下の効能・効果が認められている第3類医薬品です。
胃もたれ・消化不良
食べ過ぎ・飲み過ぎ
食欲不振・胃弱
胸やけ・胸つかえ
胃部・腹部膨満感
吐き気・嘔吐
整腸(便通を整える)
軟便・便秘
日常生活の中で起こりやすい、さまざまな胃腸の不調に対応する市販薬です。
ただし、症状が強い場合や長引く場合には、市販薬だけで対処せず、医療機関で原因を確認することが大切です。
胃腸をいたわる日々の養生も大切に
東洋医学では、胃腸の働きに関わる「脾(ひ)」と「胃(い)」を重視しています。
「脾胃(ひい)」は、食べ物から体に必要な栄養を取り込み、全身へ巡らせる働きに関係すると考えられています。
胃腸をいたわるためには、日々の食生活を見直すことも大切です。
例えば、温かい食事を中心にすること、よく噛んで食べること、腹八分目を心がけることなど。
特別なことをするのではなく、毎日の小さな積み重ねが胃腸をいたわる習慣につながります。

まとめ|伝統の和漢胃腸薬と日々の養生
約1300年の歴史を持つとされる「陀羅尼助」。
その伝統を受け継ぐ陀羅尼助丸は、3種類の生薬を配合した和漢胃腸薬として、現在も親しまれています。
胃もたれや食べ過ぎ、飲み過ぎなど、日常の胃腸の不調に対応する選択肢の一つです。
ただし、天然由来の生薬を使用しているからといって、すべての方に適しているわけではありません。服用する際は、用法・用量や使用上の注意を確認しましょう。
胃腸の調子を整えるためには、お薬だけに頼らず、毎日の食生活や生活習慣にも目を向けることが大切です。
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参考情報
銭谷小角堂 公式サイトhttps://daranisuke.co.jp
※本記事は医薬品および東洋医学に関する一般的な情報提供を目的としています。医薬品を使用する際は、添付文書をご確認ください。
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