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コンビニで何を買う?忙しい日の「養生ランチ」の選び方

2 日前
読了時間: 5分

「今日はお弁当を作れなかった」

「仕事が忙しくて、昼食はコンビニで済ませたい」

「疲れていて、何を食べるか考えるのも面倒」


そんな日はありませんか?


漢方では、胃腸の働きを含む「脾」を「後天の本」といい、食べたものから「気(エネルギー)」や「血(栄養)」をつくる大切な働きがあると考えます。だからこそ、毎日の食事は健康な身体づくりの土台。

完璧を目指さなくても、コンビニを使う日こそ、少しだけ組み合わせを意識してみましょう。

今回は、漢方薬局の視点から、忙しい日のコンビニランチで意識したい「養生ランチ」のポイントをご紹介します。


健康的なコンビニランチは「3つの組み合わせ」で考える


コンビニで昼食を選ぶとき、栄養バランスを細かく計算する必要はありません。

まずは、次の3つを意識してみましょう。

① 主食② たんぱく質③ 野菜または汁物


例えば、

おにぎり+ゆで卵+具だくさん味噌汁

という組み合わせです。ほかにも、

おにぎり+サラダチキン+野菜スープ

おにぎり+焼き魚+味噌汁

なども考えられます。


「健康によさそうな商品を探さなければ」と難しく考えるより、

炭水化物だけで終わらせず、あと1〜2品足す

くらいから始めてみましょう。


疲れている日は「いつものコンビニ昼食」を決めておく

午前中の仕事を終えて、ようやく昼休み。

コンビニに着いたものの、「今日は何を食べよう」と考えることすら疲れている日もあります。

そんなときは、自分なりの「いつもの3点セット」を決めておくのもおすすめです。

例えば、

おにぎり+ゆで卵+豚汁

なら、比較的どのコンビニでも見つけやすく、職場の休憩室でも食べやすい組み合わせです。

「疲れた日はこれ」と決めておけば、昼休みの小さな負担を減らすことにもつながります。


コンビニで野菜を選ぶなら、サラダだけでなくスープや味噌汁も


健康的なコンビニランチというと、

「野菜を食べるためにサラダを買わなければ」

と思う方も多いかもしれませんが、野菜をとる方法はサラダだけではありません。


コンビニには、

  • 野菜スープ

  • 具だくさん味噌汁

  • 煮物

  • ひじき煮

  • きんぴらごぼう

  • お浸し

などが置かれていることもあります。


例えば、

おにぎり+サラダチキン+ひじき煮

であれば、すべてコンビニで購入し、そのまま職場の休憩室で食べることができます。

また、冷房の効いたオフィスで長時間過ごしたり、冷たい飲み物も多かった日は、温かい味噌汁やスープを選ぶという方法もあります。

「野菜=サラダ」と決めつけず、その日の身体や環境に合わせて選ぶことが大切です。


漢方・養生では「これを食べれば健康」とは考えません

「身体にいい食べ物は何ですか?」

漢方相談の中でも、よく聞かれる質問です。

しかし、漢方では、誰にでも同じ食べ物が合うとは考えません。


例えば、

  • 食欲はあるか

  • 食後に胃が重くならないか

  • 身体が冷えていないか

  • 便通はどうか

  • 疲れがたまっていないか

  • 睡眠はとれているか

など、その人の身体の状態をみながら考えていきます。


暑い外を歩いたあとで食欲もしっかりある日は、冷たいサラダが食べやすいかもしれません。

反対に、朝から冷房の効いた室内にいて身体が冷えている日は、温かい味噌汁やスープの方が心地よく感じることもあります。そのため、

「何が一番健康にいいか」ではなく、「今日の自分には何が合いそうか」

という視点も大切にしてみてください。


健康的な食生活こそ「完璧主義」をやめる

身体のことを考え始めると、

「毎日自炊しなければ」「野菜をたくさん食べなければ」「加工食品はできるだけ避けなければ」「コンビニごはんは身体によくない」

と、どんどんルールが増えてしまいます。

しかし、仕事や家事をしながら毎日100点の食事を続けるのは簡単なことではありません。

完璧を目指しすぎると、「今日はできなかったから、もういいや」となってしまうこともあります。


お弁当を作れなかった日はコンビニを利用する。サラダを食べたい気分ではない日は温かいスープを選ぶ。おにぎりだけになりそうなら、ゆで卵をひとつ追加する。

100点を目指すより、今日の食事を10点だけ良くする。それくらいの気持ちの方が、養生は長く続けやすくなります。養生とは、特別なことを毎日完璧に行うことではありません。

その日の生活の中で、自分の身体を少し気遣うこと。

それも立派な養生です。


コンビニで昼食を買った後は食品の保存にも注意

9月は少しずつ秋らしさを感じる時期ですが、日中はまだ気温が高い日もあります。

大阪市では、例年7月から9月にかけて、高温多湿な気候の影響により細菌性食中毒が多く発生するとして注意を呼びかけています。

例えば、

出勤途中にコンビニで昼食を購入し、昼まで職場のデスクに置いておく、という場合は注意が必要です。

朝に購入する場合は、職場に到着したら冷蔵庫に入れる。お昼休みに購入した食品は、できるだけ早めに食べる。コンビニランチでは「何を買うか」だけでなく、購入してから食べるまでの保存方法にも気をつけましょう。



まとめ|コンビニランチも「頑張りすぎない養生」のひとつ

健康的なコンビニランチにしたいと思ったら、まずは

「主食+たんぱく質+野菜または汁物」をひとつの目安にしてみてください。

菓子パンだけだったところに、ゆで卵を加える。そんな小さな工夫でも十分です。

「できなかったこと」より、「今日できたこと」をひとつ増やす。

毎日料理をしなくても、コンビニを利用する日でも養生はできます。

忙しい毎日だからこそ、無理をせず、頑張らなくても続けられる食事の選び方を持っておきましょう。


東洋一心堂では、季節の不調や体質に合わせた漢方・鍼灸・養生のご相談を承っています。

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