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台風で頭痛・だるさ?夏の不調と養生法

  • 11 分前
  • 読了時間: 5分

2026年8月、日本の周辺では台風13号・15号・16号が同時に存在する、いわゆる「トリプル台風」の状態となりました。台風はその後、熱帯低気圧へ。

台風が熱帯低気圧に変わったあとも、大雨や強風、高波などが続くことがあります。最新の気象情報を確認し、安全を第一に過ごしましょう。


さて、台風や雨の日が続くと、

  • 頭が重い頭痛が気になる

  • 身体がだるい、疲れやすい

  • むくみやすい

  • 胃がすっきりしない

  • 食欲が落ちる

など、いつもと違う体調の変化を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今回は、「台風×今の季節×養生」をテーマに、天候が不安定な夏に意識したい身体の整え方をご紹介します。


台風が来ると頭痛やだるさを感じるのはなぜ?

天候の変化に伴って、頭痛などの症状を感じる方はいます。

特に片頭痛では、気圧・気温・湿度などの天候変化が症状のきっかけになることが報告されています。ただし、すべての頭痛が気圧だけで起こるわけではありません。

今の時期は台風だけでなく、厳しい暑さ、発汗、水分不足、睡眠不足、冷房による冷え、食欲の低下など、体調が揺らぎやすい条件が重なっています。

そのため、「台風だから仕方がない」と考えるのではなく、睡眠・食事・水分・疲労など、身体全体の状態を見直すことが大切です。


東洋医学では、今の時期は「湿」にも注目

立秋を過ぎ、暦の上では秋が始まっていますが、厳しい暑さが続き、台風や雨の影響でも体調も揺らぎやすい時期です。

東洋医学では、自然環境の変化も身体に影響すると考え、過剰な湿気による影響を「湿邪(しつじゃ)」と表現します。

「湿」は重く、停滞しやすい性質を持つと考えられているため、

  • 身体や頭が重い

  • むくみが気になる

  • 胃が重い

  • 食欲が出にくい

  • なんとなくだるい

といった状態と関連づけて考えます。

また、東洋医学で胃腸の働きに関係すると考える「脾(ひ)」は、湿の影響を受けやすいとされています。

暑いからと、冷たい飲み物やアイス、冷たい麺類ばかりになっていませんか?

暑さから身体を守りながら、胃腸を冷やしすぎない。

これが、台風が続く今の時期に意識したい養生のひとつです。


台風の時期に取り入れたい5つの養生

まず大切なのは、暑い時期の水分補給です。

「湿をためない=水を飲まない」ではありません。

厚生労働省も、室内・屋外を問わず、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分を補給するよう呼びかけています。

その上で、

  • 冷たいものばかりに偏らない

  • 温かいお茶や汁物も取り入れる

  • 睡眠時間をしっかり確保する

  • 台風の日は無理に外出せず、室内で軽く身体を動かす

  • 疲れている日は予定を詰め込みすぎない

といったことを意識してみましょう。


食事では、冬瓜、とうもろこし、枝豆、オクラ、山芋などの季節の食材に、しょうが、しそ、みょうがなどを組み合わせるのも◎

例えば、冬瓜と鶏肉のスープに、しょうがを少し。

冷たい料理に偏りやすい夏だからこそ、温かい一品を加えてみるのもおすすめです。


「また台風のせい」と頭痛を我慢しないで

天候が悪くなるたびに頭痛が起こると、「今回も気圧かな」と考えてしまうことがあります。

しかし、すべての頭痛が台風や低気圧によるものとは限りません。

突然起こった激しい頭痛や、これまで経験したことのない頭痛、いつもとは明らかに違う症状がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

必要なときに医療につなげることも、大切な養生です。


頭痛がなかなかすっきりしない方へ。漢方という選択肢も

「医療機関で頭痛の治療を続けているけれど、なかなかすっきりしない」

「天候が変わるたびに頭痛を繰り返す」

「頭痛だけでなく、むくみや冷え、胃腸の不調、疲れやすさも気になる」

そんな方は、現在の治療を続けながら、漢方という視点から身体の状態を見直してみるのも選択肢のひとつです。

漢方では、頭痛という一つの症状だけではなく、冷えやのぼせ、胃腸の状態、睡眠、むくみなども伺いながら、その方の身体全体を考えていきます。

漢方薬は西洋薬と併用できる場合もあります 医療機関で治療中の方は自己判断でお薬を中止せず、漢方相談の際には、お薬手帳など服用中のお薬がわかるものをお持ちください。治療内容によっては、主治医への確認をお願いする場合もあります。


今の治療を大切にしながら、自分の身体に合った方法を一緒に考えてみませんか。

天気を変えることはできません。でも、季節や天候に合わせて、自分の身体を整えていくことはできます。

頭痛や天候による体調の変化が気になる方は、どうぞお気軽に漢方相談をご利用ください。


※「湿」「湿邪」「脾」などは東洋医学における伝統的な考え方です。


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