「体に良い」は魔法の言葉ではありません
- 3 時間前
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日本では、健康番組で「体に良い」と紹介された食品が翌日スーパーから消える現象がよく見られます。 えごま油、納豆、ココアなど、放送の翌日には棚が空になるほど人気が高まった例も少なくありません。
しかしその後、医療機関には「大量に摂取して体調を崩した」という相談も増えたといいます。
えごま油では下痢や腹痛、 納豆では腸内環境の悪化、 ココアではカフェイン過剰による動悸や不眠。
これらは、食品そのものが悪いわけではありません。「体に良いなら、たくさん摂るほど効果があるはず」という思い込みから、適量を超えてしまったことが問題だったのです。
体質によっては“体に良い習慣”が逆効果になることも
体に良い、健康に良いと言われる習慣でも、体質によっては負担になることがあります。
たとえば、気虚(エネルギー不足)体質の方が激しい運動をすると、さらにエネルギーを消耗し、疲れやすさが悪化します。「運動は健康に良い」という一般論が、実は体質によっては逆効果になってしまうのです。
また、昔からお腹が弱いのに、知らないまま“お腹を弱らせる生活習慣”を続けてしまう方も少なくありません。 その代表が、冷たい水のがぶ飲みです。脾胃(おなか)が弱い体質の方にとって、冷たい飲食はおなかに負担をかけ、食後のだるさや下痢、食欲不振を慢性化させる原因になります。
また、よく噛まずに食べることや、満腹になるまで食べすぎることも、負担をかける習慣です。どれも日常の何気ない行動ですが、負担が積み重なることで身体の不調にもつながります。
他にも、陰虚(潤い不足)体質の方が、「汗をかけば代謝が上がるから」「温活のため」とサウナや長風呂、激しい運動や辛い料理の摂取を続けると、体に必要な潤いまで消耗してしまいます。その結果、ほてりや口の乾き、寝汗、寝つきの悪さにつながることもあります。

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