漢方の先生に気が弱いって言われたけど、気って何?元気のこと?
解説します!
気とは人体の構成と生命を維持するためのエネルギーのようなもので、動的で機能的なものです。
今回はそんな「気」の作用を紹介します!
まずはひらがなから漢字を想像していただきたいのですが…
①すいどう
②おんく
③ぼうぎょ
④こせつ
⑤きか
いかがでしょうか?
③のぼうぎょは分かると思います。その通り、防御です。
その他はいかがでしょうか?
日常的には使わない用語ばかりではないでしょうか。
正解は…
①すいどう
推動
②おんく
温煦
③ぼうぎょ
防御
④こせつ
固摂
⑤きか
気化
思い浮かべた漢字と一致しましたか?
次は作用の例と現れる症状を紹介しますね。
①推動(すいどう)作用…動かす
例
・心臓を拍動させる
・成長や臓腑の生理活動
【症状】脈が弱い・臓腑の機能低下など
②温煦(おんく)作用…温める
例
・体を温める
・生命活動に必要な体温を維持する
【症状】手足の冷え、低体温など
③防御(ぼうぎょ)作用…守る
例
・外邪などから守る
【症状】感染病にかかりやすいなど
④固摂(こせつ)作用…留める
例
・血液が漏れ出ないようにする
・各臓器が所定の位置に留まるようにする
【症状】不正出血・多汗症など
⑤気化(きか)作用…変える
例
・気から血をつくる
・食物を消化・吸収・分解する
【症状】消化不良など
気っていろんな作用があるんですね。
気が少ないといろんな症状がでてきます。
そういうことだったんだ!と心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
次回【種類編】もお楽しみに♪