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気が弱ってると言われたけど…気ってなに?【作用編】

更新日:5 日前

漢方の先生に気が弱いって言われたけど、気って何?元気のこと?

解説します!


気とは人体の構成と生命を維持するためのエネルギーのようなもので、動的で機能的なものです。

今回はそんな「気」の作用を紹介します!


まずはひらがなから漢字を想像していただきたいのですが…


①すいどう

②おんく

③ぼうぎょ

④こせつ

⑤きか


いかがでしょうか?

③のぼうぎょは分かると思います。その通り、防御です。

その他はいかがでしょうか?

日常的には使わない用語ばかりではないでしょうか。

正解は…


①すいどう

  推動


②おんく

 温煦


③ぼうぎょ

  防御


④こせつ

  固摂


⑤きか

気化


思い浮かべた漢字と一致しましたか?

次は作用の例と現れる症状を紹介しますね。


①推動(すいどう)作用…動かす

 例

・心臓を拍動させる

・成長や臓腑の生理活動


【症状】脈が弱い・臓腑の機能低下など



②温煦(おんく)作用…温める

 例

・体を温める

・生命活動に必要な体温を維持する


【症状】手足の冷え、低体温など



③防御(ぼうぎょ)作用…守る

 例

・外邪などから守る


【症状】感染病にかかりやすいなど



④固摂(こせつ)作用…留める

 例

・血液が漏れ出ないようにする

・各臓器が所定の位置に留まるようにする


【症状】不正出血・多汗症など



⑤気化(きか)作用…変える

 例

・気から血をつくる

・食物を消化・吸収・分解する


【症状】消化不良など



気っていろんな作用があるんですね。

気が少ないといろんな症状がでてきます。

そういうことだったんだ!と心当たりがある方も多いのではないでしょうか?


次回【種類編】もお楽しみに♪





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