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「瘀血ですね」と言われました…どういう意味?

更新日:2024年11月22日

漢方カウンセリング時に「瘀血(おけつ)ですね」といわれたことはありませんか?



「瘀血(おけつ)」とは「血(けつ)」の流れが悪く一定部位に過剰にとどまっている状態です。



瘀血はどういう時になるのでしょうか?


それは、


①「気虚」によって血の推動が落ちたとき

②「気」の流れが滞ったとき

③「寒」を帯びたとき

④「熱」を帯びたとき


です!


詳しく説明すると…


①【気虚血瘀】(ききょけつお)

過労や長期の病気などによって心気、肺気、宗気が不足し、推動作用が低下して血行不良となります。


②【気滞血瘀】(きたいけつお)

七情により肝のはたらきが低下して、代謝の低下や血行不良となります。


③【血寒血瘀】(けつかんけつお)

寒邪の影響や心の陽気が不足することで、冷えて血行不良となります。


④【血熱血瘀】(けつねつけつお)

熱邪の影響や余分な熱の蓄積により、血中の陰液が煮詰められて血行不良となります。



瘀血(おけつ)で現れる症状があるのですが、さっそくチェックしてみましょう!


①チアノーゼがある

②シミやあざがある

③サメ肌(皮膚が硬化しざらついている)

④刺すような痛み

⑤経血にが赤黒く塊がある(女性の場合)


当てはまるものはありましたか?


「舌下静脈怒張」「動かない痛みや持続的な痛み」も瘀血のサインですが自分では気づけなかったり、カウンセリングをすることで気づく方も非常に多いです。


当薬局ではベテランの漢方相談員や生薬・漢方認定薬剤師が在籍しています。

詳しい瘀血のサインは問診時先生にきいてみてくださいね♪


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