漢方カウンセリング時に「瘀血(おけつ)ですね」といわれたことはありませんか?
「瘀血(おけつ)」とは「血(けつ)」の流れが悪く一定部位に過剰にとどまっている状態です。
瘀血はどういう時になるのでしょうか?
それは、
①「気虚」によって血の推動が落ちたとき
②「気」の流れが滞ったとき
③「寒」を帯びたとき
④「熱」を帯びたとき
です!
詳しく説明すると…
①【気虚血瘀】(ききょけつお)
過労や長期の病気などによって心気、肺気、宗気が不足し、推動作用が低下して血行不良となります。
②【気滞血瘀】(きたいけつお)
七情により肝のはたらきが低下して、代謝の低下や血行不良となります。
③【血寒血瘀】(けつかんけつお)
寒邪の影響や心の陽気が不足することで、冷えて血行不良となります。
④【血熱血瘀】(けつねつけつお)
熱邪の影響や余分な熱の蓄積により、血中の陰液が煮詰められて血行不良となります。
瘀血(おけつ)で現れる症状があるのですが、さっそくチェックしてみましょう!
①チアノーゼがある
②シミやあざがある
③サメ肌(皮膚が硬化しざらついている)
④刺すような痛み
⑤経血にが赤黒く塊がある(女性の場合)
当てはまるものはありましたか?
「舌下静脈怒張」「動かない痛みや持続的な痛み」も瘀血のサインですが自分では気づけなかったり、カウンセリングをすることで気づく方も非常に多いです。
当薬局ではベテランの漢方相談員や生薬・漢方認定薬剤師が在籍しています。
詳しい瘀血のサインは問診時先生にきいてみてくださいね♪